当サークルはこんなグループです。

 当サークルの特徴について、サークルリーダー視点でまとめました。また、当サークルをこんなグループにしたい、という思いも一緒に述べています。当サークルに興味のある方は、目を通して頂ければ、具体的なイメージが膨らむのではないかと思います。

①少人数規模のサークルです。

 2023/10現在の当サークルは、10人程度の少人数規模のグループです。毎回の山行の参加人数が3~6人の範囲となるようにしたいと考えており、人数を増やしすぎないようにしています。少人数で活動しているのは、下記のような理由のためです。

  • 新しい山行計画の参加者を募った際に、すぐに参加人数が定員に達してしまい、多くの人が活動に参加できないような状況を避けるため。
  • 安全面にも配慮して、毎回の山行の上限人数を定めており、難易度の高い山を大勢で登るということはしていません。近場の軽いハイキングレベルの山であれば、大人数の登山も計画することがあります。
  • 少人数規模だと、同じメンバーどうしで顔を合わせる機会が多くなるので、仲良くなりやすいというメリットがあると考えています。
  • サークルリーダー自身が、メンバーのことをしっかりと把握したいと考えています。メンバーが「どんな山に興味があるのか」「どれくらいのレベルの山に登れそうなのか」ということを理解し、日ごろから計画を立てる際に役立てようとしています。

 大人数のサークルでは、多くの人と関われるというメリットはありますが、人気の山行計画はすぐに定員になってしまったり、毎回顔を合わせる人が違っていたり、一回の参加人数が多かったりするので、人によっては、仲の良い登山友達を作りにくいという声をよく耳にします(過去にサークルリーダー自身も実際に他サークルでそのように感じていました)。少人数規模のサークルでは、多くの人と関われる機会は確かにあまりないかもしれませんが、同じメンバーと顔を合わせる機会が多いので、お互いのことをよく理解した上で一緒に活動していけると思います。

②行先や活動内容はメンバー内で話し合って決めています。

 当サークルでは、サークルリーダーのほうで、ゼロから全て計画を立てるということはしていません。メンバーの方々から「どんな山に行ってみたいか」「どんなことをしてみたいか」「いつ登りに行きたいか」などといった希望を聞き、グループ内で相談しながら予定を立てています。様々なレベルのメンバーの方がいらっしゃいますので、皆さんの希望をすべて聞くことは難しいですが、それでも少人数のグループなので、希望する行先に行ける機会は比較的多いと思います。

 各山行計画の相談はLINEグループで行っています。原則として、山行の1週間以上前にLINEグループを作成し、直近の気象状況、登山道の状況などを踏まえて、集合場所と時間、必要な装備、その他注意事項などについて参加者同士で相談します。目的の山の天気が悪い場合の代替案などについてもLINEグループ内で相談します。テント泊・小屋泊での山行の場合は、もっと前からグループを作って相談を開始しています。また、サークル活動に初参加の方がいる場合や、初心者の方がいる場合も、前もって相談を開始して、当日までに最低限必要な装備などを揃えてもらうようにお願いしています。

 また、サークル内に「雑談用のLINEグループ」や「今後の行き先相談用のLINEグループ」などといった目的別のLINEグループも運営しています。それぞれ任意参加ですが、メンバー同士で登山に関係あることや無いことの雑談をしたり、メンバー同士で意見や希望を出し合ったり、予定を調整して計画を立てるのに役立てています。

 活動指針でも述べましたが、当サークルでは、メンバー各々が「能動的に活動に参加する意識を持つ」ことを指針に掲げています。自分では希望を挙げたり、計画を考えたりせずに他の人が挙げた計画に連れて行ってもらいたい、という人には向いていないと思います。もちろん、登山初心者の人は、いきなり計画を考えるのは難しいと思いますので、最初はどうしても他の人が考えた計画についていく形になることが多いとは思います。もちろん、どんな山に登りたいかを教えてもらえれば、リーダーや他の経験者の方でおすすめの山を紹介することはできます。体験参加の機会や他メンバーとの会話を通じて、少しずつ自分自身で山のことを調べて興味の幅を広げてもらえればと思います。初心者の方も、初めから計画を全て人任せにするのではなく、計画段階からしっかり話し合いに参加してもらい、リスクマネジメントの考え方を身につけてもらいたいと考えています。

③登山に対して近い価値観を持っている人が多いです。

 当サークルでは、活動指針の考え方を大切にしており、その考え方に共感できるメンバーが多く集まっています。近い世代のメンバー同士で、近い価値観で登山に臨んでいるため、円滑なグループ活動ができているように思います。また、登山経験が近い方々が多いので、同じように情熱を持って登山に向き合っている人が多いように感じます。

 私は、登山は一生楽しめる趣味だと思っています。長い時間スケールで続けられる趣味だからこそ、登山に対して真剣に向き合い、一緒に長く続けていけるような仲間同士が集まることのできるグループにしたいと考えています。そのため、「登山には興味ないがみんなで集まってワイワイしたい」とか、「ただ自分の希望する山に登ることだけを目的としてサークルに入りたい」という考えを持った方ではなく、登山に興味がある・登山が好きであることはもちろん、仲間どうしの交流も大切にできる方に入会して頂きたいと考えています。

※また、こちらのページに、当サークルに合っている人・合っていない人についてまとめました(あくまでサークルリーダーの視点で作成したものです)。下記のページもぜひ参考にしてみて下さい。