大人数の登山だと他の参加者の方と仲良くなりづらいと感じています。一回の山行の人数上限はどのように設定しているのでしょうか?

それぞれの山行の参加人数上限については、安全面を配慮し、山行のレベルによって定めています。山岳ガイド協会が定めるガイドレシオを参照して、これよりも少ない人数比となるように心がけています(サークル山行はガイド登山やツアー登山ではありませんがひとつの指標にしています)。
過去の遭難事例を見ても、参加人数が増えてくると、山行企画者側にツアー登山という意識がなくても、参加者側は「山に連れて行ってもらう」という認識になり、リスク意識が低下しがちなので、そういった観点からも、十分に安全に山行を行える人数に抑えたいと考えています。

そのほか、車出しできる人の人数、メンバーの集合の事情などによっても参加人数上限が制約されると思います。ただ、実際のところ、当サークルは少人数規模のサークルですので、10人以上の大人数で登山に行くことはほぼないと思います。リスクが低めのハイキングレベルの山行であれば、大人数で行動するのも良いと思っています。